GIS カードローン推計データを用いた分析例
下図は、マーケット・トランスレーター(GISソフト)を用いて、都営地下鉄大江戸線全駅の1km円商圏内のカードローン残高推計値と預貯金額を集計しグラフ化したものです。預貯金額が多い六本木駅や麻布十番駅に対して、カードローンのニーズが強いのは、中井駅や東中野駅と異なることがわかります。
例えば、カードローンの顧客獲得営業を重点的に行う支店を絞りこむような場合、こうした定量データが経営判断の一助となりうるものと考えます。
1km円商圏のカードローン残高と預金総額の比較(大江戸線)
(出所)株式会社野村総合研究所 「金融ITフォーカス 2014年9月号」
(注)
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